2024年11月21日、JOPT公式パートナーの岡本詩菜さんが、韓国・チェジュで開催された『WPT Korea』の「#25 Win the Button – Hyper Turbo NLH」で優勝されました。
○岡本詩菜さん 本人の投稿
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○WPT Korea 公式の投稿
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WPT(World Poker Tour)は、WSOP(World Series of Poker)、EPT(European Poker Tour)と並ぶ、世界三大ポーカー大会の1つ。世界中を転戦して開催され、今回は韓国・チェジュでの開催でした。
岡本さんは今年の7月にラスベガスで開催された世界最大のポーカー大会『WSOP』の「Ladeis Championship」での優勝を皮切りに、
7月末に韓国で開催された「RDPT Jeju Dragon Quest」、10月末に台湾で開催された「TMT Championship Single Day High Roller」で立て続けに優勝しており、
今回で2024年4度目の優勝を飾りました。
優勝後のインタビューをいただいております。ぜひご覧ください。
今回のトーナメントの戦術について、考えていたことはありますか？
岡本詩菜さん：Win the Buttonのトーナメントには初めて参加したので、戦術を考えながらプレイしてました。
①ボタンを取ることの価値が高く、プリフロップで相手をフォールドさせることが、通常のポーカーより利益的になると認識していました。
そのため、通常より大きなオープンサイズを用いるようにしていました。
②同様の理由で、3betの頻度も増やしていました。
③1つ～2つ右のポジションの人がオープンした場合、call/3betレンジを広げるようにしていました。
①に関しては、BBのプレイヤーレベルと自分のハンドの強さを考慮してオープンサイズを決める場面もありました。
具体的には、次のボタンを取る可能性を多少下げてもいいぐらい、チップを多く獲れる確率が高い相手であれば、
通常のオープンサイズにしてポストフロップに持ち込むなど、プレイヤーによってアジャストするようにしていました。
戦術を考えてプレイする中で、Win the Buttonで魅力に感じる部分はありましたか？
岡本詩菜さん：ブラインドがHyper Turboだったので、セミFTの時点ではアベレージが約15BBになっていました。
その状況では、よりBBを避けたいので誰がボタンを取るか？ということを予想しながらプレイすることがより重要だと感じていました。
プレイヤーレベルとチップ量を見ながら、その予想をすることが新鮮で面白かったです。
プリフロップのオールインで負けて3BBまで減ってしまったのですが、
1つ左と2つ左の人がチップを持っていて、入賞間近の状況での”アグレッシブに動いてショートに圧をかける動き”を理解していたので、
かなり高い確率でボタンをとってくれて、ブラインドが回ってくる心配をしなくて良かったのは助かりました笑
印象に残っているシチュエーションがありましたら教えてください。
岡本詩菜さん：
ファイナルテーブル残り6人
アベレージ12BB
BTN 12BB
SB 10BB
BB 4BB
という状況でBTNからAAをリンプしたら、SBとBBがAIをしてくれて全部吸収することができました。
これでチップリーダーになり、かなり優勝を意識しました。
韓国でプレイをするときに意識していることはありますか？
岡本詩菜さん：韓国のカジノに韓国人は入れないため、参加者のほとんどが中国人プレイヤーでした。
あくまでアジアの中での中国人の印象になりますが、比較的堅実なプレイをする印象で、
派手なブラフや勝率を誤認したようなベットは少ない印象です。
前は”女性はブラフをしない”という印象を利用してブラフもしっかり打っていましたが、
最近はアジアだと私がWSOPで優勝したことを知ってる人がそれなりにいて、
コールされることが増えてきたため控えるよう意識していました。
その代わりバリューは、シンバリューをしっかり打つようにしています。
いつも勝ってるようだと、獲りきれていないバリューも多いということになるので、
たまに負けていてもいい代わりに、今まで獲りきれていなかったバリューをしっかり獲るのがちょうどいいと感じています。
岡本さんは2024年12月30日〜2025年1月5日に開催されるJOPT(ジャパンオープンポーカーツアー)に参加されます。
海外を圧倒するプレイを間近でご覧になりたい方はぜひご参加ください。
JOPT 2025 Tokyo #01
開催日程：2024年12月30日〜2025年1月5日
開催場所：ベルサール高田馬場
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